赤備え活動
華道家元池坊 大阪春の花展
2019/3/17
以前お世話になったIKENOBOYS 藤井先生の作品に目が止まりました。
赤い器が印象的で、タイトルが「地平天成」とありました。
平成最後の年として、年号の「平成」のもとになった言葉と知りました。
地平天成…世の中が平穏で、天地が治まること。
「地平」は地の変動がなく、世の中が平穏に治まること。
「天成」は天の運行が順調で、万物が栄えることをいう。
「地(ち)平(たい)らかに天(てん)成なる」と訓読する。
もうひと作品、ひと際目立つ作品で、特別展示「天皇即位の花」の復元展示がありました。
江戸時代、そんなに花が集まらない時代にこのような大作を作るのは、大変だったと想像できました。
何気ないきれいな作品の奥には、見えない苦労と努力、鍛錬の賜物があるのだということを感じました。